ラスベガスコンベンションセターの拡張工事

 コロナ問題以降、全ての展示会がキャンセルとなり、バーチャルに移行している中、猛スピードで建設が進められているのが、ラスベガスコンベンションセンターの拡張工事です。

 2018年に許認可がおり、施工費8億9000万ドルの拡張工事が開始され、2020年12月までには完成するとのこと。9月1日現在、93%の達成率だそうです。こちらが、拡張部分のウエストホールの現場です。


 既存の展示会場です。


 既存施設と拡張されたウエストホールの全体写真です。


 60万SQFTが拡張され、全体で250万SQFTとなります。日本の展示会の1コマ(3m x 3m)が、13238個設置できるだけの広さだとのことです。会議室は、全体で225室となり、全米で第2の規模のコンベンションセンターになるそうです。

 また、イーロンマスクが所有するボーリングカンパニーにより、トンネルが掘られ、そのトンネルには、テスラー社の自動運転車が走り「人を移動」させるそうで、このシステムもほぼ完成しております。

 そして、周りには、長期滞在型の分譲マンションや、オフィスビルの計画もあり、既に着工されている物件もあります。ラスベガスが、カジノの街から、ビジネスの街に変わります!と一部では既にプロモーションされています。

 コロナ問題で、将来の展示会は全てがバーチャル化!とも言われている今、このように拡張工事が急がれ、そして、新しい都市計画が進んでいます。もちろん、コロナの前からの計画ですが、不思議とコロナ対策が万全です。都市計画も含めてです。

 12月には完成しますので、その後、この施設をどのように活用されるかが見えてくると思います。何か発表され次第、情報共有させていただきます。

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