バーチャル化が困難と思われている「食の展示会」

  毎年1月と7月に開催されていた「FANCY FOOD SHOW(ファンシー・フードショー)ですが、2020年7月はキャンセルとなり、2021年1月は今のところ開催される予定ではいますが、開催地がサンフランシスコですので、キャンセルになる可能性は高いです。

 ほとんどの展示会が同じ動きですが、コロナの第二波が起きると、事前でのキャンセルもあり得ます。そのために、バックアッププランとして、バーチャル化も同時に検討されています。FANCY FOOD SHOW(ファンシー・フードショー)も、9月21日~24日まで「Specialty Food Live 2000」というバーチャルイベントが開催されます。

 バーチャルイベントへの参加申し込みはこちらから可能です。

イベント参加申し込み

 バーチャル展示会の紹介動画です。システムがまだ完全ではなく見切り発車のような気がしますが、今はスピード重視の時代ですので、逆に応援したいです。現在のところ参加バイヤーは、12000人の見込みで、出展社数は未定のようです。

 このイベントでは、テイスティング(試食)も、バーチャルで可能となっており、事前にテイスティングを申し込みます。費用は19ドル。サンプル申し込みの数の制限はありますが、新しい試みです。このティスティングは、メーカー、協賛者がバーチャルセミナーをする際に、説明を聞きながら試食していただくという形です。残念ながら、申し込み締め切りは9月4日でした。こちらがバーチャルティスティングの説明ページです。

バーチャルテイスティング

 バーチャル展示会への参加費用は、395ドル(メンバー価格)という参加しやすい費用ですので、試しに出展するのも良いと思います。バーチャルになると積極的に発信をしないと埋もれてしまい、ただのWEB上でのディレクトリー掲載になる可能性もありますので、実際の展示会と同様に事前準備は必須です。

出展申し込みページ

 一番バーチャル化が難しと言われている「食の展示会のバーチャル版」がどのようなものか、弊社でも参加検証する予定です。

 申し込み方法のご質問、通訳を付けての参加、出展にご興味がおありの方は、お気軽に info@mcrossintl.comまでお問合せください。



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