SEMAショーもバーチャルに!

  全米最大の自動車用アフターマーケットの展示会「SEMA SHOW 2020」も、今年は開催を断念し、バーチャル展示会 SEMA 360 を開催すると発表しました。開催は、毎年11月でしたので、もしかすると開催されるのでは?と期待していた方も多いかと思います。

 SEMAでは、一般向けのオートショー同様、部品だけではなく、新車の発表やクラシックカーの展示、レースなども開催されていますので、車業界関係者の車好きの方には、ビジネス以外でも楽しんでいただける展示会です。バーチャルでは、あの会場の雰囲気を味わっていただくことはできないと思いますが、今年は、断念せざるを得ない状況だったのだと思われます。

 SEMA 360 では、9月3日からバーチャル出展の申し込みが受け付けられ、参加登録については、9月中旬から受け付けるとのこと。ちなみにバーチャル出展は非会員は$1495で、参加は非会員は$25とのこと、上記ホームページより申し込めます。バーチャル展示会は、11月2日~6日の4日間開催されます。


 こちらは、数年前のSEMAショーの開場の様子です。この雰囲気がどこまでバーチャルで出せるか期待したいところです。


 バーチャル展示会ですが、既に9月ですので、準備期間が2か月しかありません。アメリカの主要展示会は、ほぼバーチャルになりましたが、ほぼ全ての展示会主催者、出展社が限られた時間で準備しているので完璧ではありません。でも、完璧でなくても見切りで開催するアメリカのスピードには感心いたします。がんばっています。

 今回も、残り時間2か月ですが、主催者を含む関係者が、力をあわせて開催に向けて準備をしています。業界を維持するために必死の様子が伺え知れます。大変だと思います。声援を送りたくなってしまいます。若干の不備があっても、苦情がでないのが、このアメリカです。アメリカでビジネスする上で多くの問題がありますが、このような業界関係者が力を合わせて開催し、小さい失敗については「いいよいいよ」と言うところは、アメリカの大変好きなところです。何とかがんばっていただきたです。

 今回は、色々と問題があるとは思いますが、ご出展ご参加にご興味がおありの方は、お気軽に info@mcrossintl.com までお問い合わせください。

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