World of Concrete 2021 視察レポート その1

 アメリカ時間の本日6月8日から、ラスベガスコンベンションセンターにて、延期になっていた世界最大のコンクリートの展示会「World of Concrete 2021」が始まりました!


 

まず、COVID-19流行の中での開催のために変わった事など、今年の展示会で見られた変化についてお伝え致します。


やはり避けては通れないCOVID-19ウイルスの感染拡大防止対策。

 今までは、展示会参加登録(WEBもしくは当日)をした後、展示会場にて本人確認とバッジと呼ばれるバーコードの付いた紙のIDパス発行手続きをするため、受付カウンターにたくさんの人が行列をつくりホールを密集にしておりましたが、今回はカウンターによる手続きを全て排除し、WEBからの登録のみになり、紙のIDパスではなくスマートフォンに送られるデジタルバッジのみになりました。


展示会参加者は登録したメールにデジタルバッジの発行メールが届き、承認する事でスマートフォンに送られてきます。それを展示会場で使用することでIDパスの変わりとしました。(iPhoneではWalletアプリに入りました)

 

実際今までのような数十分も行列に並ぶ必要もなくなり、かなりスムーズに入場する事ができ、メリットはあると感じました。

 

また、入場前に体温に問題がないか検温もあり、問題がなければ腕に緑の紙テープのような物をまき、IDパスの際にチェックされるという事もされていました。

 


 そして、今年最大の変化は出展社数の減少です。



後述しますが、今年から新しいホールができました。

その為今まで以上に広く見やすくなると思われておりましたが、COVID-19ウイルスの感染拡大の影響により毎年出展していた企業が出展を見合わせた結果、出展社数が激減した模様です。

 

屋内ホールも屋外ホールもホール数は昨年よりも少なく、しかも明らかに空きスペースがあり物静かな感じでした。

 


また屋外ホールも例年だと実演などで賑やかですが、今年は屋外に出展している企業が少ない上に実演している企業も少ない事から、例年の様な賑やかさは見られませんでした。

 

 

次に施設の変化です。

前述しましたが、今年は新しいホール「ウエストホール」が完成しメインの会場となりました。

 


 昨年までは「セントラルホール」「ノースホール」「サウスホール」の3ホールを使用していましたが、今年は「セントラルホール」「サウスホール」がなくなり「ウエストホール」が加わりました。

屋外は2カ所ありましたが、1カ所は例年行なわれているブロック積み大会用で、展示としてはウエストホール前の1カ所のみでした。


 

新築のホールだけに、中はとても綺麗で斬新な造りになっているのが特徴でした。

 

 

まだまだ細かい変化はありましたが、続きは別のレポートにてお伝えしたいと思います。

 

展示会は6月10日まであと2日間ありますので、新技術や面白い商材などもお伝えしたいと思います。



World of Concrete (ワールド・オブ・コンクリート)

http://www.Worldofconcrete.com

202168 - 10
Las Vegas
 Convention Center(ラスベガス コンベンションセンター)


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