今のアメリカを取材 その29 建設中の2つのホテル

 コロナ問題で大打撃を受けているラスベガスですが、現在、2つのホテルが建設中です。両方のホテルとも、急ピッチで工事が進められており、今年中には完成するとのこと。

 中国資本の企業が「中国をテーマ」にしたホテルを建設中です。客室数は6000室と、完成すればベガスで最大のホテルとなります。これまでに、何度も工事が中断されています。デザインが、WYNNと全く同じのコピーだということで、WYNNから訴訟されたこともありました。この時期、このアメリカで、中国資本の中国をテーマにしたホテルは受け入れられるのでしょうか?


 あくまでも予想ですが、何らかの大きな問題が起き、破格値で、アメリカ資本の企業に最終的には買収されるのではないかと思います。

 もう一つは、1泊最低999ドルで、21歳以上という、大人専用のホテルです。大人専用のホテルは、ラスベガスで初めてです。以前の投稿でご紹介しています。

CIRCA



 多くのホテルが破綻するのではないかと言われているラスベガスのこの二つのホテルですが、過去に何度も繰り返されているラスベガスの「スクラップ&ビルド」の始まりになるのではないかと思います。

 ニューノーマルが完備されたホテルになるものと予想します。完成したら、じっくりと検証していたいと思います。

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